目的に合わせた負荷・回数の設定を行い筋肉を鍛えよう
筋トレは、負荷のかけ方(重量や回数)によって、筋肉のつき方や体の変化に大きな違いが出てきます。
そのため、まずは「自分は何のために筋トレをするのか」という目的を明確にすることが非常に重要です。
たとえば、大きくて迫力のある筋肉をつけたい場合は、筋肥大を目指したトレーニングを行わなければなりません。
一方で、重量挙げやパワーリフティングのように、最大筋力の向上が目的であれば、筋力アップに適した高負荷トレーニングを行います。
また、体を引き締めたい・体力をつけたいといった目的であれば、有酸素運動を組み合わせたり、軽めの負荷で回数を多くするようなメニューが合うでしょう。
このように、トレーニングの方法は目的によって大きく異なります。
だからこそ、「どんな体を目指したいのか」「どんな成果を得たいのか」をしっかりイメージしておくことが、効果的に筋トレを続けていくための第一歩になります。
筋トレの目的とレップ数(反復回数)の関係は以下の通りです。
目的 | 詳細 | レップ数(反復回数) |
筋力アップ | スピード・パワー・瞬発力といった大きな力を生み出す筋肉をつけたい | 1〜5回 |
筋肥大 | 大きな筋肉をつけたい・基礎代謝を上げて太りにくい体にしたい | 8〜12回 |
筋持久力 | スタミナのある筋肉をつけたい・太くない引き締まった筋肉をつけたい | 15回以上 |
負荷(重量)はレップ数(反復回数)に合わせて調整します。
レップ数が少なければ高重量を、レップ数が多くなるほど重量を落としていきます。
基本的には、設定したレップ数でぎりぎり行える重量設定で行います。
体感での限界値でもかまいませんが、RM法を用いた重量予測を用いるのも便利です。
レップ数とそれに応じた最大挙上重量の予測値は以下の通りです。

実際のトレーニングでは数セット行うため、この予測値より少し負荷を落としてセットを組むことになると思います。
参考程度にご参照ください。
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