自分に合ったダンベルを準備しよう
ダンベルは、バーベルと並び、汎用性の高いトレーニング器具の代表格といえます。
ダンベルを使用したトレーニングには多彩なバリエーションがあり、上半身から下半身まで全身のトレーニングに使用することができます。
トレーニング種目や自分の力量に合わせて重量を変更することで、初心者から上級者まで幅広く対応できます。
コンパクトで場所を取らず保管スペースの確保や移動も容易という使い勝手の良さからも、ご自宅でトレーニング器具を準備する際には、優先的に考慮される器具といえます。
今回はそんなダンベルを準備(購入)することを前提に、どのようなものがあるのか、種類と特徴についてまとめていきたいと思います。
ダンベルトレーニングの特徴
1.多用途性
ダンベルトレーニングはバリュエーションが豊富にあり、様々なトレーニングに使用できます。
上半身から下半身まで、幅広いトレーニングが可能です。
シンプルながら効果的なトレーニング器具と言えます。
2.利便性
サイズがコンパクトで、保管にさほど大きなスペースを必要とせず、移動も簡単です。
ジムではもちろん家庭でも使いやすい器具と言えます。
3.負荷調整の自由
重量を変えることで、初心者から上級者まで各々に合った負荷でトレーニングができます。
4.バランスと安定性の向上
左右独立したフリーウェイト(ダンベル)を扱うことで、体のバランス感覚や安定性も鍛えられます。
5.自由度が高い
左右独立したフリーウェイト(ダンベル)のため、自由度が高く体の可動域を大きく取れます。
ダンベル購入時の考慮ポイント
ダンベルを購入する際には以下の点を考慮する必要があります。
- ダンベルの種類
- ダンベルのデザイン
- プレートの素材
- 重量
- 価格
ダンベルの種類
ダンベルには大きく分けて、
重さが固定されており、重量の変更ができない「固定式ダンベル」
一つのダンベルで重さを変えることができる「可変式ダンベル(アジャスタブルダンベル)」
の2種類があります。
※ちなみに「アジャスタブル」とは、「調整可能な」や「可変の」という意味です。
まずはこのどちらを選択することになります。
どちらか検討する上ではそれぞれのメリット・デメリットの把握は欠かせません。
固定式ダンベルのメリット・デメリット

固定式ダンベルのメリット
すぐに使える
一つの値段としては安価
耐久性が高い
種目を選ばない
固定式ダンベルのデメリット
重さごとに異なるダンベルが必要
保管の場所をとる
費用の総額が高くなることが多い
固定式ダンベルのメリット
〇 すぐに使える
重量変更の際には、重量の違うダンベルに持ち替えるだけなので、素早い変更が可能となります。
〇 一つの値段としては安価
必要な重量だけ最小限に揃えるのであれば、費用は安く抑えられます。
〇 耐久性が高い
取り外せる部分がないものが多く、シンプルで壊れる部分がほぼありません。
〇 種目を選ばない
重量バランスがよくとれていることが多く、形状もコンパクトにまとまっていて、様々な種目で使用しやすい傾向にあります。
固定式ダンベルのデメリット
〇 重さごとに異なるダンベルが必要
固定式ダンベルは重量を調整することができないため、重さを変えるには別のダンベルを準備しなければいけません。
〇 保管の場所をとる
異なる負荷(重量)のトレーニングを行うためには、それぞれの重量のダンベルが必要になります。その結果、数が多くなりやすく保管にも多くのスペースが必要となる可能性があります。
〇 費用の総額が高くなることが多い
ダンベル1つとしては値段が抑えられますが、各重量のダンベルをある程度揃えようとすると、総額が高くなる可能性があります。
シェイプアップ目的の女性などで、高重量を扱わず、扱う重量が限定される方。
可変式ダンベルのメリット・デメリット

可変式ダンベルのメリット
省スペース
細かい重量調整が可能
結果的に費用を抑えられることが多い
可変式ダンベルのデメリット
重量変更に手間がかかる
単体としては高価
種目によってはやりづらいことがある
耐久性に不安がある
可変式ダンベルのメリット
〇 省スペース
重量変更が可能なため、一組のダンベルで幅広い負荷(重量)をカバーでき、収納スペースを節約できます。
〇 細かい重量調整が可能
一つのダンベルで多くの重量に設定できるため、トレーニング種目やトレーニングレベルに合わせて負荷の微調整が可能です。
〇 結果的に費用を抑えられることが多い
固定式のダンベルを一定数揃えるよりも、1組の可変式ダンベルを購入した方が費用を抑えられる場合が多くなります。
可変式ダンベルのデメリット
〇 重量変更に手間がかかる
重量を変更するためにはプレートの取り外しやセットが必要です。
特にプレート式の可変ダンベルは手間がかかります。
徐々に重量を落としていくドロップセットや鍛える部位を変えて交互に行うスーパーセットなど行う場合は、かなりのストレスとなります。
ただし、この問題に関してはピンを差し替えて重量変更を行うタイプの可変式ダンベルやベースユニットに戻してダイヤルやレバーを操作するだけで重量を変更できるタイプの簡易式アジャスタブルダンベル(クイックチェンジダンベル)を用いることでかなり改善できます。
それでも、異なる重量のダンベルを持ち替えるだけの固定式ダンベルに比べれば、多少なりとも手間がかかるといえます。
〇 単体で見ると価格が高い
1つのダンベルとしては、可変式ダンベルの方が、固定式ダンベルと比べて高価となることが多くなります。
〇 種目によってはやりづらいことがある
シャフトやウエイトの形状やプレートの大きさによって、トレーニングがやりづらいことがあります。
例えば、プレート式のダンベルは突出したシャフトやプレートの大きさが体やダンベル同士で干渉してしまい、種目によってはトレーニングが行いづらい場合があります。
ダイヤル式の可変ダンベルでも形状が軽量に設定しても全長が長いままのものあります。
もちろん中には、トレーニングしやすいように形状が工夫されているものもあります。
〇 耐久性の問題
一般的なトレーニングに耐えられるように丈夫に作ってありますが、構造が複雑なため、固定式に比べれば破損やトレーニング中にプレートが脱落しないかなど気を遣う部分はあります。
可変式ダンベルには重量変更の方法が異なるものがいくつもあります。
サイズ・形状・特徴も様々です。
それによりお勧めする対象も変わってきますが、共通していえることは
ダンベルを使ってしっかりと筋トレを行いたい方 となります。
※重量変更方法と特徴については、後に記載します。
ダンベルのデザイン
デザイン性に優れたスタイリッシュなものもあれば、無骨なデザイン、昔ながらのクラシカルなデザインなものもあります。
トレーニングのモチベーション維持のためには、好きなデザイン、お気に入りの道具を使用するというのも重要です。
このあたりの話は、それぞれの好みの話となりますので、他者がとやかく言う問題ではありません。
問題は、形状によってトレーニングのやりやすさが異なる場合がある点です。
例えば、プレート式の可変ダンベルは、横からシャフトが飛び出す形状のため、ダンベルを膝の上で縦に置くオン・ザ・ニーが行いづらくなります。
また、全長の長いダンベルや径の大きなプレートでは、体やダンベル同士が干渉することがあり、種目によってはトレーニングしづらい場合があります。
フォームを重視する筋トレでは、これらのやりづらさは非常に大きなストレスとなります。
形状・サイズは購入前に把握しておいた方が無難です
可変式ダンベルの一部には、バーベルとして形状を変えて使用できる物もあります。
バーベルトレーニングも取り入れたいと思われる方は、候補に加えてもいいかもしれません。
プレートの素材
プレートの素材として金属がむき出しのものもあればラバーで保護されているものなどあります。
ダンベルは硬く重みがありますので、床や壁、家具などに当たると簡単に傷が入ります。
保護があるといくらかは安心ですが、カバーがある分少し大きくなります。
種目によってはそれが煩わしく感じる場合もあります。
重量
ダンベルの重さは様々なので、自分に合った重さのダンベルを選ぶことが重要です。
固定式ダンベルはもちろんですが、可変式を選ぶ場合でも変更可能な重量(最低重量・最高重量・2kgや4㎏刻みの増減など)は器具によって異なります。
2、3、4、5、7、8、9、10、12、14、16、18、20、23、24kgというように重量増加のペースも一定でないものもあります。
他にも、キログラム表記ではなくポンド表記(1ポンド≒0.454キログラム)のものもあります。
表記の違いは慣れてしまうと、たいした問題とはなりませんが、最初は戸惑うかもしれません。
購入するときはよく調べるようにしましょう。
価格
ダンベルの価格も選択の一因となります。
予算に合わせて選びましょう。
可変式ダンベル(アジャスタブルダンベル)を選択する場合
可変式ダンベルの種類
これまでの項目を踏まえたうえで、可変式ダンベル(アジャスタブルダンベル)を選ぶ場合は、その種類(重量変更の方法)を選ぶことになります。
プレート式
可変式ダンベルの中では、シャフトにプレートをカラー(留具)で固定する方式が、最もシンプルで昔からあるタイプとなります。
カラー(留具)で固定する方式にも2タイプがあり、圧縮式とスクリュー式があります。
プレート式(圧縮式固定式)

ストレートバータイプのダンベルは圧縮リング式のカラー(留具)で固定することになります。
しかし、ダンベルは縦にして扱うこともありますので、圧縮リング式カラー(留具)の固定では不十分なことも多く、脱落などの危険性もあるため、このタイプのダンベルはあまり見かけません。
プレート式(スピンロック式)
※またはスクリュー式とも言います

スクリューバータイプのシャフトにカラー(留具)をナットのように、バーに回しながら装着してプレートを固定します。
プレート式ダンベルの多くはこのスクリュー式となっています。
プレート式(スピンロック式)ダンベルのメリット・デメリット
プレート式(スピンロック式)ダンベルのメリット
可変式ダンベルの中では手頃な値段設定
壊れることがほとんどなく丈夫
プレートが脱落することもほとんどなく安全
プレート式(スピンロック式)ダンベルのデメリット
重量変更に手間がかかる
ストッパーが弛みやすい(弛んでもプレートが脱落することはない)
トレーニングによっては突出したシャフトが煩わしいときがある
プレートが大きいとトレーニングしづらい
プレート式を選ぶメリットは何といってもその価格でしょう。
構造がシンプルなだけに、価格を低く抑えられる傾向にあります。
また、シンプルな構造なので、破損することがほとんどありません。
スピンロック式のダンベルはしっかりカラーを最後まで回していれば、弛むことはあってもプレートが脱落することはまずありません。
あるとすれば、シャフト・プレート・カラーが適応していない物を使用していた場合や、プレートをつけすぎてカラーの装着部分が残りわずかになっている場合などでしょうか。

いずれにせよ、適切に使用していればプレートが脱落する心配はほぼなく、安全にトレーニングを行うことができます。
問題点としては、重量変更の際には、プレートを手動で付け替えたうえで、カラーをプレートが固定されるまで回転させてねじ込まなければいけません。
重量変更時に手間と時間がかかり、こまめにセッティング変更を行う場合、かなりのストレスを感じることになります。
また、軽量にしてもシャフトの長さは変わらないため、ダンベルの両端からシャフトが飛び出した状態での使用となります。
他にも、高重量のプレートでは径が大きくなる傾向にあります。
トレーニング種目によっては、それらが煩わしい場合があります。
筋トレでダンベルを使用したいが、とにかく費用を抑えたい。
安全第一、可変式の中でも最も破損やプレート脱落のリスクの少ない丈夫なダンベルを使いたい。
簡易可変式ダンベル(クイックチェンジダンベル)
プレート式の可変ダンベルには重量変更を行う際に、手間と時間がかかるという大きな欠点があります。
そこで、その欠点を補うために簡易的に重量変更を行えるように考案されたダンベルがあります。
重量変更の方法として「ピン式」「レバー式」「ダイヤル式」などがあります。
ダンベルにピンを差し込むことや、ダイヤルを回すことで、重量を簡単に変更できる仕組みとなっています。
クイックチェンジダンベルのメリット・デメリット
簡易可変式ダンベルのメリット
重量変更が簡単・短時間で行える
形状がトレーニングしやすいように考えられている
簡易式可変ダンベルのデメリット
作りが複雑なため、壊れる箇所が多い
高価なものが多い
プレートが脱落する可能性がある
粗悪品も多い
「ピン式」「レバー式」「ダイヤル式」のアジャスタブルダンベルを選ぶメリットは、何といっても重量変更の簡易さ、早さでしょう。
プレート式より重量の変更が圧倒的に行いやすく、トレーニング間での付け替えがスムーズに行えます。
反面、作りが複雑なため高価・壊れる場所が多いという短所もあり、取扱いに気をつかうところもあります。
また、プレートの固定があまい場合や破損がある場合は、プレートが脱落することもあります。
信頼性の高い製品であれば、そのような事故の報告はほとんどないようですが、多くの商品があるため、中には粗悪な製品が存在するのも事実です。
他にも、簡易式の可変ダンベルはデザインや使い方もさまざまです。
製品にもよりますが、多くの商品はトレーニングを行いやすい様にしっかりと形状が考えられています
しかし、逆にトレーニング行いづらいのではと思われる形状のものもありますので、購入前には重量変更時の形状やサイズも含めて調べておくといいでしょう。
代表的なクイックチェンジダンベル
簡単に重量変更が行える「ピン式」「レバー式」「ダイヤル式」などのアジャスタブルダンベルには、多くの商品がありますが、その中でも特に有名なアジャスタブルダンベルが3つあります。
①パワーブロック (ピン式)
②ボウフレックス (ダイヤル式)
③フレックスベル (ダイヤル式)
市販されている多くの商品は、この3つの構造を参考に作られています。
それぞれの構造の元祖ともいえる商品なだけに、信頼と実績が積み上げられています。
メリット・デメリットがはっきりしているところもいい点です。
1.POWERBLOCK (パワーブロック)

パワーブロックはアメリカのPOWERBLOCK社が開発した製品です。
マグネット付きのピンを差し替えるだけで簡単に重量変更ができます。
最大重量が50ポンド(23㎏)のものと、90ポンド(41㎏)のものがあり、POWERBLOCK (パワーブロック) SP 90であれば、2.3kgから41kgまでの27段階の重量変更が可能です。
上記のように、ポンド表記なので、慣れるまでは負荷調整に戸惑うかもしれません。
ピン式のパワーブロックは、構造がより複雑なダイアル式に比べ、壊れることが少なく耐久性に優れているといわれています。
箱型形状とその迫力ある見た目からかなり大きい様に見えますが、実はパワーブロック、ボウフレックス、フレックスベルの3つの中では最もコンパクトに作られています。
コンパクトなサイズはトレーニングのやりやすさに直結します。
一方、特殊な形状のため、リストカールやフレンチプレスなど、種目によってはやりづらさを感じるものもあるようです。
また、ウエイトの重心が中心から少しずれているのでやや違和感を感じるという意見もあります。
他にも、箱形の構造の中にグリップがあるため、グリップまわりのスペースが少なくパワーグリップが使用しづらい、手首の自由度に難があるという意見があります。
簡易式可変ダンベルの中でも、できるだけ壊れるリスクの少ないものを使いたい(長く使いたい)
重いダンベルが欲しい(負荷が高いトレーニングを行いたい)
※最大重量90ポンド(41㎏)
2.BOWFLEX(ボウフレックス)

ボウフレックスは、アメリカのフィットネス機器メーカーです。
ダンベルの両端にダイアルがついており、ベースユニット(台座)にセットした状態で両端のダイアルを回すことで簡単に重量を変更することができます。
最大重量が52.5ポンド(24kg)タイプと90ポンド(41kg)タイプの2種類があります。
パワーブロックと同様にポンドが重量の基準となっています。
52.5ポンド(24kg)タイプの場合は、重量範囲(kg):2~24 重量設定(kg):2、3、4、5、7、8、9、10、12、14、16、18、20、23、24の15段階の重量変更が可能です。
1〜3kgとばしと間隔が重量間隔が均一でないのは、プレートの組み合わせとポンドが基準となっているためです。
90ポンドタイプであれば、10ポンド~90ポンドまで5ポンド刻みでの17段階の重量変更が可能です。
こちらは52.5ポンド(24kg)タイプと違い均等に増えていくようです。
目盛の表記はポンドのものとkg換算のものがあり、kg換算の場合は重量範囲(kg): 4~41 重量設定(kg): 4、7、9、11、13、16、18、21、23、25、27、30、32、34、36、39、41となっています。
2kgとばしのところと3kgとばしのところがあるのですが、これはポンドが基準となっているものをkg換算したためです。
ボウフレックスの形状は、プレート式ダンベルに近い形の形状となります。
いかにも「ダンベル」というような馴染みやすい形状と言えます。
また、同様の形状の類似商品が多いのも特徴で、類似商品の中には価格がかなり抑えられているものもあります。
※ただし、類似品には安価なだけに粗悪な商品もかなり多く含まれているようですので、安心できるものはやはりボウフレックスと言えます。
デメリットとしては、例えば2〜4kgというような軽量設定にした際にも、ダンベルの構造上、全長は変えることができず長いままとなります。
また、最大重量のプレートを装着したときはプレート径もかなり大きくなります。

これは他のタイプのアジャスタブルダンベルと比べても一回り大きく、この径の大きさと長い全長はトレーニングのやりにくさの原因となることがあります。
このデザインと構造が好きな方
重いダンベルが欲しい(負荷が高いトレーニングを行いたい)が、パワーブロックのような箱型ダンベルには違和感があるという方
※最大重量90ポンド(41㎏)
3.FLEXBELL(フレックスベル)

フレックスベルは、スウェーデンのメーカーが開発した製品です。
特徴としては、ダンベルのグリップ部がダイヤルとなっています。
もちろん安全のためダンベル使用時はダイヤルはロックされていますが、ベースユニット(台座)に戻すことでロックが解除され、グリップ部(ダイアル)を回すことで、重量変更できるようになります。
グリップ部がそのままダイヤルとなっているため、持ち替える必要すらなく、ひねるだけで簡単かつスムーズに重量を変更することができます。
他の重量変更法式に比べても、おそらく最も早く・簡単に重量変更することができます。
形状も無駄がなく、固定式ダンベルに近いスタイリッシュなデザインとなっていて、非常に人気があります。
グリップ内に収納されたシャフトがダイヤルを回すことで伸縮し、装着するプレートの枚数を変えることで重量を変更する仕組みになっています。
つまり、軽量のときには全長が短くなります。
また、プレートの径も統一されているため、高重量設定にしてもプレートの枚数が増える(全長は長くなる)だけで径が大きくなることはありません。
しかも、どの重量設定でもダンベルの横からシャフトが出ることはありません。

無駄がなくコンパクトにまとまっていて、トレーニングも行いやすくなります。
ラインナップとしては最大重量が20kg・32kg・36kgのものがあります。
20kgタイプは重量範囲:2~20㎏、2㎏刻み、10段階
32kgタイプは重量範囲:2~32㎏、2㎏刻み、16段階
36kgタイプは重量範囲:3~36㎏、2~3㎏刻み、16段階
重量基準がポンドではなくキログラム(㎏)というのも馴染みやすいところです。
明らかな弱点(デメリット)というものが見当たらないようですが、あえて挙げるとなると、
①パワーブロックのようなピン式に比べると作りが複雑なためダイヤルなどが稀に壊れることがある。また、ウェイトプレートも樹脂製パーツの部分があるため耐久性に不安がある。
②プレートの角がほぼ直角のため身体に当たると痛い、家具や床に当たるとキズが入りやすい。
③プレートの間に僅かではあるが隙間ができるためプレートが外れないか心配になる。
④ベースユニット(台座)に戻すとき、うまくかみ合わないときがある。
⑤重量が不十分と思われる時がある。(フレックスベルの最大重量の商品は36kg)です。
等が挙げられます。
①に関しては、ピン式に比べて壊れやすい傾向があることは事実でしょう。
丁寧に扱うしかありませんし、丁寧に扱っていても壊れるときは壊れます。
②に関しては、そもそも壁や家具に当たるような場所でトレーニングを行なうこと自体が間違いですし、高重量のダンベルを扱うときには厚みのあるトレーニングマットを引くべきです。
オン・ザ・ニーなどで体に当てるときも、慣れると平らな面を上手く当てれるようになりますので、さほど問題にはなりません。
③も、確かにプレート間にごく僅かに隙間は開くのですが、プレートが実際に外れることはほとんどありません。私感としては気にもならない程度です。
④確かに、ベースユニット(台座)にセットする際、うまくはめ込まないとかみ合わず、重量もあるため「壊れるんじゃないか?」と少し気を遣うところはあります。
ただし、雑に戻すとうまくかみ合わないときがあるという程度で、丁寧に行えば問題なく使用できます。
「ベースユニット(台座)に戻すことが難しく苦労する」というほどではありません。
⑤フレックスベルの最大重量の商品は36kgです。(対して、パワーブロックとボウフレックスは最大重量の製品は41kg) です。
この最大重量の差を物足りないと評価するか、許容範囲とするかで評価が分かれるところとなります。
以上のことより、フレックスベル購入を検討するときに考慮すべきは、最大重量と耐久性ではないでしょうか?
トレーニングをできるだけストレスなく円滑に行いたい。
スタイリッシュなデザインが好みの方
個人的にお勧めのダンベル
イチオシは「FLEXBELL:フレックスベル」
シェイプアップ目的で高重量を扱わず使用する重量が限られているという方は、軽量の固定式ダンベルを厳選してそろえるでもいいかもしれません。
しかし、家でしっかりとトレーニングを行おうと思っている方には、トレーニングのバリュエーションを考慮して、ピン式やダイヤル式の可変式ダンベルがお勧めとなります。
その中でも、個人的にはグリップ部がダイヤルとなっている「FLEXBELL:フレックスベル」のような可変式ダンベルが、トレーニング間の重量変更がスムーズに行えるためお勧めとなります。
フレックスベルは軽量設定にした時、その分サイズもコンパクトになります。
プレート径もすべて一定のため、高重量に設定してもプレート径が大きくなることはありません。
トレーニングの行いやすさとしても非常に良好です。
ピン式の方が丈夫という意見もありますが、ご自宅に準備するダンベルですので、不特定多数の人間が不適切な扱いをするというわけではないでしょう。
自身が気を付けて丁寧に扱えば、破損のリスクは最小限に抑えられるのではないでしょうか。
家族で使用する場合は、「雑に扱うと壊れやすいので、丁寧に扱う」という共通認識が必要となります。
しかし、たとえこのような対策をとったとしても、劣化や摩耗によりダイヤルが回らなくなるなどのトラブルを完全防ぐことはできないでしょう。
それを踏まえたうえでも、トレーニング中のストレスがほとんどなくなるメリットは大きく感じます。
もちろん丈夫さを求める方は、「パワーブロック」のようなピン式の可変式ダンベルもいいと思います。
よほど家に広いトレーニングスペースがあり、金銭的に余裕がある方は固定式を揃えてもいいと思いますが、条件を満たせる方は少数でしょう。
例えば、二つ一組で重量2~20㎏まで2㎏刻みで準備する場合、それだけで20本220㎏、もし40㎏まで揃えようとすると40本840㎏となります。
床が抜けそうな重量です。

価格でも10万~100万円単位の費用がかかります。
ピン式やダイヤル式の可変式ダンベルの場合も価格はピンキリではありますが、だいたい1~10数万円程です。
安価とは言いませんが、固定式を多く揃えることに比べれば経済的といえます。
可変式ダンベルを選ぶ場合は、女性や年齢的に高重量を扱う自信がないという方などは、最大重量が20㎏程度の可変式ダンベルで十分なことが多いかと思います。
しかし、筋力が十分な男性にとっては20㎏では不十分な場合が多いと思います。
たとえ、筋トレ初心者で現時点ではそれほど重い重量は扱えないという方でも、筋トレを続けていくうちに筋力は増していきます。
出来れば、男性は最大重量が30~40㎏(あるいはそれ以上)あるものを選択することをお勧めします。
まとめ
ダンベルは、様々なトレーニングに使用でき、幅広い筋肉を鍛えることができる非常に有用なトレーニング器具です。
家でトレーニングを行う、かつ自重トレーニングでは物足りなくなってきたとき、まず優先的に準備すべきトレーニング器具といえます。
ダンベルの購入を検討するときには、以上のポイントを考慮して、自分のトレーニング種目や方法に合ったダンベルを選ぶことが重要です。
条件は人それぞれです。
自分に合ったダンベルを選ぶようにしましょう。
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