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筋トレ初心者のための懸垂(チンニング)ガイド

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背中に効かせるコツを徹底解説!

懸垂(チンニング)は、背中を鍛えるトレーニングの中でも非常に効果が高い種目です。
一方で初心者にとっては「1回もできない」「やり方が分からない」と感じやすく、また経験者でも「うまく背中に効かせられない」と悩むことが多い、難易度の高い筋トレでもあります。

そこで今回は、懸垂の特徴や効果、正しいやり方、背中に効かせるためのポイントや注意点を、筋トレ初心者向けに分かりやすく解説していきます。

懸垂(チンニング)とは、鉄棒やバーにぶら下がり、自分の体を腕と背中の力で引き上げる自重トレーニングです。

主に鍛えられるのは背中の筋肉(特に広背筋)で、腕や肩、体幹の筋肉も同時に使います。
1種目で背中を中心に上半身の筋肉を幅広く鍛えることができる自重トレーニングです。

自分の体重がそのまま負荷になるため、自重トレーニングの中でも負荷が大きく、初心者には難しく感じやすい種目ですが、正しいフォームで継続すれば筋力の成長を実感しやすいのも懸垂の大きな特徴です。

懸垂の特徴

懸垂には、以下のような特徴があります。

① 器具がシンプルでコスパが良い
② 自重トレーニングの中でも負荷が高い
③ 複数の筋肉を同時に鍛えられるコンパウンド種目
④ フォームによって鍛えられる部位が変わる
⑤ 種目の難易度が高い
⑥ 負荷調整が難しい


① 器具がシンプルでコスパが良い

懸垂に必要な器具は、基本的に鉄棒もしくは懸垂バーのみです。
ジムはもちろん、公園や自宅(懸垂バーを設置した場合)など、場所を選ばず行えます。
マシンを使ったトレーニングに比べてコストをかけずに、本格的な背中トレーニングができる点も大きな魅力です。

② 自重トレーニングの中でも負荷が高い

懸垂は自分の体重の大部分を引き上げる動作になるため、自重トレーニングの中でも運動強度が高い種目です。
特に筋力が未発達な初心者や、筋力的に不利になりやすい女性は、1回もできないことも珍しくありません。
一方で、それだけ高い負荷をかけられるため、効率良く筋力を伸ばせるトレーニングでもあります。

③ 複数の筋肉を同時に鍛えられるコンパウンド種目

懸垂は、背中を中心に腕・肩・体幹まで同時に使う「多関節種目(コンパウンド種目)」です。
多関節種目とは、複数の関節と筋肉を同時に使うトレーニングのことを指します。

懸垂で主に使われる筋肉は以下の通りです。

  • 広背筋(メインターゲット)
  • 上腕二頭筋(フォームによって関与が大きくなる)
  • 僧帽筋
  • 大円筋
  • 菱形筋
  • 前腕筋群
  • 腹筋・脊柱起立筋(姿勢の維持)

1種目で多くの筋肉を動員できるため、トレーニング効率が非常に高いというメリットがあります。

④ フォームによって鍛えられる部位が変わる

懸垂は握り方や体の角度によって筋肉への刺激の入り方が大きく変わる種目です。

  • 順手(オーバーグリップ)
     背中(広背筋)への刺激が入りやすい
  • 逆手(アンダーグリップ)
     上腕二頭筋の関与が増えやすい
  • ワイドグリップ
     広背筋を意識しやすい
  • ナローグリップ
     腕の関与が増える

どのフォームでも広背筋は使われますが、目的に応じてフォームを調整できる点も、懸垂の大きな特徴です。

⑤ 種目の難易度が高い

懸垂は動作として行うだけであれば、ある程度の筋力があればそれほど難しくありません。
しかし、狙った筋肉を正しく使い、背中にしっかり効かせるとなると、トレーニング中級者以上でも悩むことが少なくありません。
ほんのわずかなフォームや意識の違いによって、筋肉の使われ方が大きく変わるため、習得には時間と練習が必要な種目です。

⑥ 負荷調整が難しい

懸垂は全く負荷調整ができないわけではありませんが、ダンベルやマシンと比べると、細かい負荷調整は行いにくい種目です。
負荷を軽くする方法としては、トレーニングチューブなどを使ったアシスト懸垂、逆に負荷を高めたい場合は、体に重りをつけて行う加重懸垂などが代表的です。
このように負荷の増減は可能ですが、調整幅や手軽さの面では制限があり、負荷レベルのコントロールがやや難しい種目と言えます。


懸垂の効果

懸垂には以下のような効果があります。

① 背中を効率よく鍛えられる
② 腕の筋力・筋量も同時に向上する
③ 姿勢改善・猫背予防に役立つ
④ 基礎筋力の底上げにつながる


① 背中を効率よく鍛えられる

懸垂は自重トレーニングの中でも負荷が高く、特に広背筋を強く刺激できる種目です。
広背筋が発達すると背中の横幅が広がり、逆三角形の体型を作るのに非常に効果的です。
また、広背筋だけでなく、僧帽筋・大円筋・菱形筋など背中全体にも刺激が入ります
そのため、背中の厚みと横幅の両方を鍛えられる種目と言えます。

② 腕の筋力・筋量も同時に向上する

懸垂では体を引き上げる動作の中で腕の筋肉も使われます
特に「ナローグリップ + 逆手懸垂」では、前腕を回外させた状態で肘を強く曲げる動作になるため、上腕二頭筋のトレーニングであるアームカールに近い刺激を得られるのが特徴です。
「背中だけでなく、腕も同時に鍛えたい」という方にとって、懸垂は非常に効率的なトレーニングです。

③ 姿勢改善・猫背予防に役立つ

背中の筋肉(広背筋・僧帽筋など)が強化されることで、肩が自然に後ろへ引かれやすくなり、猫背や巻き肩の改善が期待できます。
懸垂は姿勢を整えるための優秀なトレーニングでもあります。

④ 基礎筋力の底上げにつながる

懸垂ができるようになると、ラットプルダウン・デッドリフト・ロウ系種目など、他の背中トレーニングのパフォーマンス向上にもつながります。
背中で「引く」動作の基礎的な筋力や感覚が身につくため、ウエイトトレーニング全体のレベルアップを目指すうえでも重要な種目です。


🔴 懸垂(チンニング)の正しいやり方

懸垂はグリップの向きや手幅、フォームによって筋肉の使われ方が大きく変わるトレーニングです。
そのため、まずは基本となるフォームを身につけることが重要です。
最もオーソドックスと思われる懸垂から解説していきます。

オーソドックスな懸垂とは?

「オーソドックスな懸垂」といっても、厳密な定義があるわけではありません。
ここでは、以下のスタイルを基本的な懸垂フォームとして扱います。

基本的な懸垂フォーム

順手(オーバーグリップ)
肩幅~やや広め程度の手幅
肩をすくめず、肩甲骨を下げた状態からスタート
反動を使わず、体を真上へ引き上げる
胸をバーに近づける意識で体を引き上げる


まずはこのオーソドックスな懸垂で、正しいフォームと背中を使う感覚を習得しましょう。
その後、ワイド懸垂・ナロー懸垂・逆手懸垂・加重懸垂などの応用種目へと段階的につなげていくのがおすすめです。

オーソドックスな懸垂の方法

① バーの握り方(グリップ) 

まずは、以下のポイントを意識してバーを握りましょう。

  • 順手(オーバーグリップ)で握る
    手の甲が自分の方を向く握り方です。
  • 手幅は肩幅~やや広め程度
    力みすぎず、安定する強さで握ります。
  • 親指の使い方(グリップの種類)について
    親指の使い方には、以下の2種類があります。
    サムアラウンドグリップ
     親指をバーに巻きつけて握る方法。
    サムレスグリップ
     親指をバーにかけず、外した状態で握る方法
    どちらの握り方でも構いませんが、初心者の方は安定させやすいサムアラウンドグリップから始めるのがおすすめです。
    また、順手(オーバーグリップ)で行う場合は、サムレスグリップのほうが手首の可動域が確保しやすく、動作に合わせやすいことも多いため、慣れてきたら試してみるのもおすすめです。

② スタートポジション(ボトムポジション)

毎回このスタートポジションから始めることで、可動域をしっかり使うことができます。

  • バーにぶら下がる
  • 肘は完全に伸ばす
  • 足は膝を軽く曲げて後ろで組む、または揃える
    背中を使いやすい姿勢が作りやすくなります
  • 肩はすくめず、軽く下げる
  • 胸を張り、胸が上を向く姿勢を作る
  • 体は前後に揺れないよう、静止した状態にする
    この時点で、体幹に軽く力を入れておくと、動作が安定し背中を使いやすくなります。

③ 引き上げ動作(ポジティブ動作)

以下のポイントを意識しながら、体を引き上げていきます。

  • 背中で引く意識を持つ(腕の力に頼りすぎない)
    背中の筋肉を主導で使うことが、この動作の最大のポイントです。
    具体的なポイントとしては
    • 胸をバーに近づける意識で体を引き上げる
    • 肘を腰~お尻に向かって引き下げるイメージを持つ
    • 肩をすくめず、肩甲骨を下げて寄せる
    • 反動は使わず、コントロールした動作を行う

④ トップポジション

  • 体を引き上げたら、トップポジションで一瞬止める
    一瞬静止することで、背中への負荷が高まります
  • 背中がしっかり収縮している感覚を意識する
    肩がすくみすぎないよう注意

⑤ 下ろす動作(ネガティブ動作)

体を引き上げる動作と同様に、下ろす動作(ネガティブ動作)も筋肥大・筋力向上にとって非常に重要です。

  • ゆっくりコントロールしながら肘をしっかり伸ばすまで下ろす
    背中の筋力でブレーキをかけるように、ゆっくり(目安は2〜3秒かけて)下ろします
    ストンと重力に任せて、ストンと落とさないようにしましょう
    最後は肘をしっかり伸ばし、背中のストレッチを感じるまで下ろしましょう
  • 肩を下げた状態を保ったまま肘を伸ばす
    完全に脱力してしまうと、スタートポジションで作った『背中を使いやすい姿勢』が崩れ、いわゆる「デッドハング」状態になります
    肘は伸ばしますが、肩はすくめない ・ 肩を下げた状態をキープする ・ 胸を張り、胸が自然に上を向く姿勢を保つようにしましょう
    姿勢のコントロールが極めて重要です



呼吸の仕方

懸垂では呼吸を止めず、動作に合わせて自然に行うことが基本です。

  • 引き上げる時 : 息を吐く
  • 下ろす時 : 息を吸う

呼吸を止めてしまうと、余計な力みが生じたり、血圧が急上昇する原因になります。

回数・セットの目安

あくまでも目安となりますが、懸垂は以下の設定から始めるのがおすすめです。

  • できる回数 × 3~4セット
  • セット間休憩:1〜2分

なお、1回もできない場合は、以下の方法から始めてみましょう。

  • ジャンプして上まで体を引き上げ、ゆっくり下ろす(ネガティブ懸垂)
  • ゴムバンドや補助マシンを利用する(アシスト懸垂)

これらを取り入れることで、背中の筋力を段階的に強化し、通常の懸垂へとスムーズにつなげることができます。


懸垂の注意点

懸垂を行う際は、以下のポイントを意識することで、安全性とトレーニング効果を高めることができます。

スタートポジション(ボトムポジション)で姿勢をしっかり作る
 ①-1. 膝を軽く曲げて足先を後ろで組む、もしくは揃える
 
①-2. 肩を軽く下げる(肩をすくめない)
 
①-3. 胸を張り、上に向くようにする
 ①-4. 静止した状態を作る
胸をバーに近づける意識で体を引き上げる
背中で引く意識を持つ
反動を使わない
可能な限り可動域を大きく使う
ボトムポジションで姿勢を崩さない
下ろす動作をゆっくり丁寧に行う


① スタートポジション(ボトムポジション)で姿勢をしっかり作る

スタートポジションでの姿勢作りは極めて重要です。

①-1. 膝を軽く曲げて足先を後ろで組む、もしくは揃える

膝を軽く曲げることで重心がやや後方に移動し、体が少し前に押し出されるようになります。
背中を使いやすい姿勢が作りやすくなります
また、脚を組む、もしくは揃えることで、反動の使用や前後の揺れを抑えフォームを安定させやすくなります


①-2. 肩を軽く下げる(肩をすくめない)

肩をすくめた状態では、背中の筋肉を十分に使うことができません。
さらに、僧帽筋上部や首周りに余計な負担がかかりやすくなります。
肩を耳から遠ざけるように意識し、肩を軽く下げた状態を保ったまま動作することが、効果面・安全面の両方において重要です。


①-3. 胸を張り、上に向くようにする

胸を張り、上を向く姿勢を作ることで、引き上げの際に背中側へ肘を引く感覚を得やすくなり、背中の筋肉を使
背中で引く感覚がつかめない場合は、まず姿勢を見直してみましょう。


①-4. 静止した状態を作る

懸垂はバーにぶら下がった状態で行うため、脚で踏ん張ることができず、フォームが不安定になりやすい種目です。
そのため、フォームがブレないように、スタート時に完全に静止した状態を作ることが重要になります。
前後に体が揺れないよう注意し、必要であれば体幹に軽く力を入れておくと、姿勢を安定させやすくなります。

② 胸をバーに近づける意識で体を引き上げる

『顎をバーより上に出す』ことを意識しすぎると、腕の力に頼った動作になりやすくなります。
胸をバーに近づけるイメージで体を引き上げることで、背中の筋肉を使いやすくなります。


③ 背中で引く意識を持つ

懸垂のメインターゲットは広背筋です。
腕の力で引くのではなく、背中の力を使う意識を持ちましょう。
動作中は、肘を腰からお尻に向かって引き下げるイメージで行うと、広背筋に刺激が入りやすくなります。

使用する筋肉を意識することで、その筋肉の動員が高まり、トレーニング効率も向上します
このように、狙った筋肉の収縮や伸長を意識しながら動作を行うことを「マインド・マッスル・コネクション(mind-muscle connection)」と呼びます。

④ 反動を使わない

体を振ったり、体を反らせすぎると、背中への負荷が逃げてしまいます。
常に、 「静止 → まっすぐ引き上げる → コントロールしてゆっくり下ろす」という流れを意識することが大切です。


⑤ 可能な限り可動域を大きく使う

  • ボトムポジションで肘をしっかり伸ばす
    筋肉の刺激に重要なストレッチポジションを確保するため、体を下ろす際は腕をしっかり伸ばしましょう。
    ただし、腕は伸ばしつつも、スタートポジションで作った姿勢(肩を下げ、胸を張った状態)は崩さないよう注意します。

  • トップポジションでは胸をバーに近づける
    可能な範囲で体を引き上げ、背中の筋肉がしっかり収縮している感覚を意識しましょう。

⑥ ボトムポジションで姿勢を崩さない

背中にうまく効かせられない原因の一つに、姿勢を維持できていないことがあげられます。
とくに懸垂は、バーにぶら下がった状態で行うため、姿勢のコントロールが難しい種目です。
まず、ボトムでは肘をしっかり伸ばすところまで体を下ろします。
このとき完全に脱力してしまうと、スタートポジションで作った『背中を使いやすい姿勢』が崩れ、いわゆる「デッドハング」の状態となります。
肘は伸ばしますが、以下のポイントは必ずキープしましょう。
 ・肩をすくめない
 ・肩甲骨を下げた状態を保つ
 ・胸を張り、胸が自然に上を向く姿勢を維持する
この状態を維持することで、広背筋に適切なストレッチとテンションをかけたまま、次の引き上げ動作へつなげることができます。

⑦ 下ろす動作をゆっくり丁寧に行う

懸垂は引き上げる局面だけでなく、下ろす局面(ネガティブ動作)でも筋肉に強い刺激が入るため、フォームを保ちながらゆっくり丁寧に下ろすことが重要です。
スタートポジションで作った姿勢を崩さないように、背中の筋肉でブレーキをかけるイメージで、ゆっくりコントロールしながら下ろすことで、トレーニング効果を高めることができます。


懸垂におすすめのトレーニングアイテム

トレーニンググローブ

懸垂(チンニング)では、体重が直接手のひらや指にかかります。
トレーニンググローブを使用することで、バーが滑りにくくなり、素手で行う場合に比べて手の皮膚へのダメージを軽減できます。

リストストラップ / パワーグリップ

懸垂(チンニング)を続けていくと、背中より先に握力が限界になることがあります。
握力も同時に鍛えられるというメリットはありますが、背中のトレーニングに集中したい場合はデメリットになることもあります。
リストストラップパワーグリップを使用することで、握力を補助し背中の筋肉により集中してトレーニングを行うことができます。
※なお、懸垂やラットプルダウンなどでは、パワーグリップの方が使い勝手が良いでしょう。


懸垂の負荷調整

懸垂は、通常は自分の体重そのものを負荷として利用するため、強度が高く負荷調整が難しいトレーニングです。
ただし、全く調整ができないわけではありません。
負荷調整には、以下のような方法があります。


負荷を軽くする方法

初心者の方や、懸垂が1回もできないという方は、以下のような方法があります。

1. ぶら下がりホールド

バーを握り、体をぶら下げた状態をキープする練習です。
握力や背中周りの筋力を鍛えることができ、懸垂の基礎作りに適しています。
この状態で、スタートポジションで紹介した姿勢をしっかり作るところから始めてみましょう

2. ななめ懸垂(インバーテッドロー)

バーの下に体を入れ、斜めの姿勢で体を引き上げる種目です。
体重の一部を脚で支えることができるため、通常の懸垂よりも負荷が軽くなります。
脚の位置を手前に置き体を立てるほど負荷は軽くなり、脚の位置を奥に置き体を寝かせるほど負荷は高くなります。
ジムではスミスマシンを使用すると、高さ調整がしやすく安定性も高いため、安全に行うことができます。
ただし、混雑している時間帯はスミスマシンをウエイトトレーニングで使用したい人が多いため、人の少ない時間帯に行うよう配慮しましょう。
自宅で行う場合は、ダイニングテーブルなどを利用して行うことも可能です。


3. ネガティブチンニング

バーの上からスタートし、ゆっくり体を下ろす練習方法です。
一般的に、体を引き上げる(ポジティブ)動作よりも、下ろす(ネガティブ)動作の方が行いやすい特徴を利用したトレーニングです。
・ジャンプして高い位置から下ろす方法
・足をついた状態からスタートし、徐々に足の力を抜いていく方法
などがあります。
下ろす際は、できるだけゆっくりコントロールすることを意識しましょう。

4. チューブアシストチンニング

ゴムチューブを足に引っ掛け、ゴムの収縮力を利用して体を引き上げる方法です。
体重の一部を補助できるため、負荷を軽減した状態で懸垂の動作を練習できます。

5. マシンチンニング(アシストマシン)

マシンの補助機能を使って行う懸垂です。
負荷を細かく調整できるため、初心者でも段階的にレベルアップしやすいのが特徴です。

これらの練習方法を取り入れることで、懸垂に必要な筋力を徐々に身につけることができます。
自分のレベルに合った方法を選び、無理のない範囲で少しずつステップアップしていきましょう。



負荷を上げる方法

懸垂に慣れてきたら、以下の方法で負荷を高めていきましょう。

上腕二頭筋への負荷を高める

逆手(アンダーグリップ)+ナローグリップで行うことで、上腕二頭筋への負荷を高めることができます。
アームカールに近い刺激を得やすく、腕の筋肥大を狙いたい場合に有効です。

広背筋への負荷を高める

順手(オーバーグリップ)+ワイドグリップ(手幅を広く)で行うことで、広背筋への刺激を強めることができます。
背中の横幅を意識したトレーニングに適したフォームです。

加重懸垂

自重とはいえなくなりますが、重りを追加して負荷を高める方法です。
ウエイトを追加する方法としては、以下のようなものがあります。

  • 重りの入ったリュック
  • ウエイトベスト
  • ディッピングベルト(加重ベルト)

加重懸垂を行う場合でも、正しいフォームで行うことが重要です。
フォームの崩れない範囲で負荷を調整するようにしましょう。


懸垂(チンニング)は、初心者にとって難易度が高く感じやすい種目ですが、正しいフォームと段階的な練習を積み重ねることで、誰でも確実に上達していきます。
多くの回数を行えるようになることは、達成感を得ることやモチベーションを維持するうえで重要ですが、ただやみくもに回数を追い求めるよりも、「背中で引く感覚」「姿勢を崩さない意識」を大切にしながら、1回1回を丁寧に行うことが成長への近道です。
まずはできるレベルから無理なく取り組み、少しずつ懸垂ができる体を作っていきましょう。
継続することで、背中の変化やトレーニング全体のレベルアップをきっと実感できるはずです。

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