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腹筋にまつわるQ&A(腹筋トレーニングについて)

全て

引き続き、筋トレ初心者の方向けに「腹筋を鍛える前に知っておいてほしいこと」をまとめていきます。

A-4.腹筋運動は、基本的には毎日行っても問題ないとされています。

筋肉はトレーニングによって微細なダメージを受け、その修復過程で筋肉が成長するといわれています。
つまり、筋肉に十分な回復時間を与えることが重要となり、およそ48〜78時間ほどの休息と必要な栄養を得て回復すると言われています。
十分な休息をとらず疲労が溜まった状態でトレーニングすると、オーバーワークの状態となり、筋肉の成長にとっては逆効果となります。
しかし、腹筋は他の筋肉に比べて回復時間が短いとされており、24時間程度で回復すると言われています
それは腹筋トレーニングがウエイトを使わない自重で行われることが多く、高負荷をかけることが少ないことも理由の一つかもしれません。
とはいえ、休息と回復がおろそかになり、疲労が溜まると腰痛などのケガにつながる可能性があります
どちらにせよ、毎日するしないにとらわれず、強い筋肉痛や違和感がある場合は無理をせず休息を取ったほうがいいでしょう
また、筋トレ初心者や運動不足の方も回復に少し時間をかけるようにしましょう


A-5.筋力向上や筋肥大のためであれば、負荷を上げて低回数で行う。

腹筋運動は自重トレーニングが多いため負荷が軽く、腹筋の代表的なトレーニングであるシットアップであれば100回などというように高レップ(回数)で行っている方も多いトレーニングです。

筋トレは基本的に

 ○ 筋力向上が目的なら1〜5回程度で限界を迎える負荷設定
 ○ 筋肥大が目的なら10回程度で限界を迎える負荷設定
 ○ 筋持久力をつけたいなら15回以上の高回数という負荷設定で行います

つまり、高レップ(回数)で行えるということは筋肉の成長効果が低いということになります。
「ダイエットが目的だから腹筋は成長しなくていい」という方でも、それであればランニングやスクワットのような下半身の大きな筋肉を使用するトレーニングのほうが効率的といえます。
腹筋も筋力向上や筋肥大のためであれば、他の筋肉同様に負荷を高めて行う必要があります。
「そんな負荷の高い腹筋トレーニングなんて知らない」といわれる方もいるかもしれませんが、クランチなどもしっかり行えば低回数でもしっかりと効きます。
また、アブローラー(腹筋ローラー)をつま先立ち(いわいる’’立ちコロ’’)で10回もできる方は、ほんの一部しかいないでしょう。


A-6.特に食事制限に重きを置く(ただし、お勧めはしない)

まず、短期間の体の変化はそれだけ体への負担が大きくなるため、お勧めはできないということを前提とします。

腹筋を割るには、食事筋力トレーニング有酸素運動の3つのポイントを意識する必要があります

食事では、摂取カロリーを消費カロリー以下に抑えることで、体脂肪を減らします。
高タンパク・低脂質の食事を意識し、必要量の炭水化物も計算してバランスを取るように摂取しましょう。
また、間食をとる場合は、それも1日の総量に加え、計画的に行うようにしましょう。

筋力トレーニングでは、腹筋だけでなく、大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝を上げます。
自重トレーニングであれば、スクワットやプッシュアップなどの全身運動がおすすめです。

有酸素運動では、脂肪を燃焼させることで、腹筋の上の脂肪をなくします。
ウォーキングやジョギングやサイクリングなどで軽く息が上がる程度の運動が効果的です。

以上の3つのポイントを継続的に行うことで、腹筋を割ることができます。
これらを踏まえたうえで、短期間で結果を出すとなると、特に食事面を意識せざるをえなくなります
ボディメイクは計画的に行うことで、体への負担を減らし健康的に行うことができます。
また、極端な食事制限は、全身の筋肉量を減らし基礎代謝量も落ちるため、体重のリバウンドも引き起こしやすくします。

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